2016年5月27日金曜日

テキトー二ヤレ

昨日、青森に住む小6生からの相談事がありました。
今日の朝学で回答することにしました。

それは、学校の担任の先生が出したテストに向けた「学習計画をたてる」という課題に関してです。


担任は、テスト6/1までの、細かい予定を時間キッカリと建てろというのです。
数日後の予定まで、分単位で建てなければならないというのです。
これは、大人でも不可能に近いことですね。
たてられなくてそのまま出したところ、「再提出」と書かれています。

分刻みの計画なんて、芸能人でもあるまいし普通無理でしょう。6年生ならなおさらです。
しかも、先生の言う事を聞かないと大変なことになってしまうそうです。。

さて、塾超の回答は? 




そして、生放送後のメールです。
 
●本人
大笑いしました。
てきとーにやります。

●お母さま
塾超のアドバイス直前まで、どんよりした雰囲気でした。

「計画表を提出して、また何か言われたらどうしよう」と心配していましたが、
塾超の「テキトーにやれ」という言葉で、いっきに心配が吹き飛んだようです。

**は元気に学校に出かけていきました。
塾超のアドバイスは最強です!

ありがとうございました!
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お粗末さまでした。笑





2016年5月25日水曜日

「ほめて育てる」vs「ほめてはいけない」

本日の朝学は、親が一番困ってしまう「褒め方」について話しました。

世間では、「ほめて育てる」「ほめてはいけない」など、
いろいろなことは言われていて、いったい親は子に対してどうしたらいいのか?

そういう僕もこういう本を2015に出している。
この中で「ほめない」という言葉がありますが、このテーマの本質はどういうことなんでしょうか?

親は、日々とっても悩んでしまうことになります。今日はこの辺の回答をしました。
たくさんの方にご視聴頂きありがとうございました。

それでは、朝学よりお聴き下さい。映像(14分54秒)


2016年5月24日火曜日

朝学・塾超本音トークラジオ④

朝学生放送での、特別配信がまたありましたので、本音トークとして掲載します。
 同じような状態の方もいるかと思います、何かのお役に立てればと思います。
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今日のテーマは、
友だちを作るために子供にスマホを与えたがために、子供がゲームにハマり、スマホ中毒(ゲーム)になっているという相談メールです。


□朝学生放送での、塾超からの回答、そしてアドバイス

こどもへのアドバイス(13:27)
親へのアドバイス(32:50)

ーーー
●スマホ中毒、本人(中2男子)からの相談メール

おはようございます。**ちゃんです。
質問なんですが、1日にちゃんと勉強して、親も納得できる量なんですが
いつもいつもスマートフォンに時間制限がかかってしまいます。
この時間制限は必要でしょうか・・・?

ーーー
●親からの相談メール

**の父です。いつも息子、及び私たち親にご指導いただきましてありがとうございます。
 ところで塾超様、ご相談したくメールさせていただきます。

まず、率直に言うと**はスマホ中毒です。
これを改善したく日々考えていますが、なかなか好転しません。
なにかアドバイスがあればいただきたい次第です。

経緯

当初は私はスマホを与えることに反対していましたが、妻からも「今やLINEが友達同士のコミュニケーションツール。**は持っていない為にどうも仲間外れになっているように感じる。」と言われ、友達の少なさや学校から帰って遊びにいかないか、特定の一人としか遊ばないなど、他の同級生とのコミュニケーションがうまくいってないような事が問題だと思っていたこともあり、それが解決できるかもと考えて中1の1月頃に与えました。

持たせてからは遊びに行く約束を連絡し合うために使用するなどで、仲間外れにならなくなったのは確かですが、ゲームやLINEをひたすらし続けるという状況になってしまいました。

私の子育ての考え方の一つとして、ゲームは何の足しにもならないと思ってきましたので、これまで極力やらせずにしまい込んできましたが、スマホを持つ事で自由を与えてしまいこのような結果となりました。

そこで私はこれまでの事が逆効果だったと反省しました。つまり、やりたいことをやらせなかったので当然満足していない。満足するまでやらせていれば飽きてそれ程やり続ける事にはならなかったのだと。

で、方針転換しました。
勉強するしないにかかわらず、口出しは一切しない。本人のしたいように全てを任せる。と、いう事にしました。

すると、当然のようにスマホもゲームもテレビを見るのも自由となり深夜まで起きてそれらをするようになりました。
朝はますます起きられない。勉強は全くしない。宿題は全くしない。挙句に、学校も行きたくないと2日間登校拒否もしました。
完全に堕落してしまったのです。
それが中一の終わりの春休み直前からです。

これはまずいとかなり焦りました。
そこで、そこから徐々にスマホから引き離して行こうとすすめているところです。
まず
①    夜は10時以降は使用禁止。これは、今、習慣となりました。→成功
②    スマホの部屋への持ち込み禁止。音楽を聴くだけだから問題ないだろうと反発。親が居るときは反発しながらも何とか守らせますが、夜は親が10時前に寝てしまうことも有り朝まで持ち込まれてしまう事があります。→▲
③    1時間スマホを使用したら30分使用しない。目のためだからと理由づけしましたが、ゲームを途中にして止められるわけも無く、何度も喧嘩となり無理やり取り上げるとふて腐れて部屋に閉じこもったり猛反発。
→使用を制限するアプリを導入し、スケジュールで使用をコントロールできるようにしたところ、本人も自動でなっていることだからと諦め、成功しました。
④    KJへ入塾。自主学習をさせる為、それをやるまでスマホ制限アプリで使用禁止にしておくとのルールを本人と決めた。話し合いにて、学校からも毎日ノート2ページ自主学習することが宿題となっているのでそれを朝に実施することとする。→成功
⑤    現在、夜は10時に寝て朝5時に起きて朝勉をするように進めていきたいと徐々にルール変更進めていこうとしています。
朝、私が朝学生放送を本人に聞こえるようにセットすると、6時過ぎ位には自分で起きられる事が多くなってきました。
そして、自分で決めた事なので2ページの自主学習の宿題をやります。→成功

今のところ、家庭学習は朝の2ページのみです。時間にしてわずか15分くらいでしょうか。それ以外の事は全くしません。それが終わると「約束守ったからスマホ使えるようにして」と、すぐに制限の解除を求めてきます。そしてひたすらスマホいじり。
夜の時間帯は、やはり1時間スマホをやり続け、制限されたと同時に夕食をとり、30分で解除されるとまた1時間スマホを続けます。当然家族の食事時間とは無関係です。
入浴についてですが、部活してきてかなり汚いのではやく風呂に入るようにすすめています。しかし今、10時に寝させるため9時半から制限がかかるようにしているので、その制限がかかる9時半に入ると言います。
しかし、部活の疲れや食後の満腹感などの睡魔が勝ってしまい、結局入らずにそのままソファーで寝てしまう事がしょっちゅうです。2日連続で風呂に入らないこともあたりまえです。
なので、夜は風呂に入ってからスマホを使えるようにしようと提案しても「いやだ。そんなの自分が決める。宿題やったら使える決まりでしょ。俺はそれを守っている。」と主張されてしまいます。


「感動タイガストーリー」を拝見してます。私たち夫婦はスマホを与えた事に後悔しています。タイガ君の様にスマホを完全封印する事と、約束だからやるのではなく自らやりたくて自主学習をするように仕向けていくことが今の私たちの目標です。

ただ、全くやらなかった自主学習(宿題でもありますが)をやることを前提に使用を許可し、それは本人も守っているので、そこから先に進めていくことが困難な状況です。
先日、朝学生放送で、「LINEのタイムラインはクソだ」と塾超がおっしゃっているのを本人も聞いていましたし、先日の亀城プラザでも同じ事を言われたと本人に聞いていますが、その日の夕方にはもう、自らタイムラインを発信している有様です。
もう、本当に片時も手放せない中毒となっています。「自主学習などしたくない。スマホがやりたい。」となっています。

この状況を改善できるのでしょうか。**の行動を横目に見ていると暗い気持ちになります。ため息が出ます。とにかく毎日不安でなりません。アドバイスいただけたら幸いです。

長文ですみませんでした。よろしくお願いします。


ーーー
これに対する回答は、すべて音声でしております。

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●放送を聞いてのご両親からの感想
・お母さまより

塾超様
先程は、熱いトークありがとうございました。
お疲れさまです。

私自身が大人になりきれてないアダルトチルドレンです。
物事に振り回され、ぶれているので的確に判断が出来ないんです。

子供の事を思うあまり、将来・夢は大事だと言われて追い続けてきました。

すみません。
仕事に行くので追記します。


・お父さまより

本日は朝学生放送でのご指導、本当にありがとうございました。
**への指導は本人も聞いておりましたし、親への指導は夫婦揃ってすべて聞かせていただきました。
 **は、スマホの制限は必要かと質問メールしましたが、「どうせ必要だと言うんだろ」と、予想の言葉を発していましたが、まさか「5時間やり通せ」とは本人も私たちも予想しませんでした。

でも、まさにその通りだと思いました。
自分でやると決めているなら、徹底してやり通せという事ですね。

やはり塾超から直接それを言っていただいた事が、本人の心に響いていると思います。**は、聞き終わってすぐに学校へ行きましたので、何も会話はしておりません。
塾超の話をどう受けとめ、どのような行動をとっていくのかが、楽しみになりました。
 
もし、このような指導を私たちが**にしても、全く聞き入れられる事は無く、それこそ「また勝手に押し付けてくる。そんな事する必要無い。」と、言い合いになるのがおちです。

今回は塾超から直接呼びかけて指導していただいたので、聞いていないようなふりをしながらも良く聞いていました。

私たち親には塾超の様に一本、筋の通った信念がありません。なので、その時々の周りからの情報や、失敗に気づいて進路変更したりと、フラフラと考えが変わってしまっています。
その度に、子供に押し付けていましたから、まさに子供を支配しようとしている。奴隷にしている。当然反発が生まれるという事ですね。

今後、筋を通すにも勉強が必要だと感じました。塾超のおっしゃる話をよく聞きなおして、私たちが成長していく必要があると考えました。
 
「一人遊びの何がいけないのか。むしろいいくらいだ」ということは、驚きました。
複数の仲間がいないと、「学校ではイジメの対象になるのではないか。社会では組織の中でやっていけないのではないか。」と心配だからです。
でも冷静に思い返してみれば、かくいう私自身も大勢で遊ぶのは苦手でそれは今でも変わり無いのですが、イジメは受けませんでしたし社会でも何とかなっています。

なのになぜか子供には「いろいろな人と遊びなさい」と言ってしまいます。

自分も親から「あーしろ。こーしろ。」と言われれば反発するのに、自分は子供に「あーしろ。こーしろ。」とガミガミ言ってしまう。

何故なのかそれが分かりません。いざ自分が子供を前にするとそうなってしまうのです。

塾超の様に信念が持てるようになりたいです。なるべく多く塾超の言葉に触れるようにし、吸収していきます。
妻は「私も塾超と一緒に12日間の瞑想修行に行きたい」と言っています。

今日は、本当にどうもありがとうございました。

  父より

2016年5月9日月曜日

橋下徹氏の教育改革を無駄してはいけない!

昨日、つくばにて橋下氏の講演会があった。僕は、気づくのが遅れて、チケットを持ってなく、ほぼ諦めていたのだ。でも、橋下さんが来ることは決して忘れていません。笑

14時過ぎると、案の定とても気になり、「じゃ、とりあえずダメ元で行ってみるだけいってみよう。」と、会場に向かった。

会場に着くと、何やら怖そうな人達がたくさんいるではないか?
え?何だろう?? と思って会場に歩いて入り口付近一枚!


これを見て、自分だって十分浮いていることが判明。
みんな背広来てシャキっとしているが、Tシャツにズタジャケットは僕ぐらいだと・・
もしかして、一番浮いていたかもしれない、、笑

ダメ元で、受付にいくと、おおさか維新の会でもうお馴染みの蛍光黄緑のジャンパーを着たスタッフが快く応じてくれて、何と「入れる」というのだ!

申し訳無いのですが、「茨城政治塾」に、ほとんど興味が無い僕は、
「橋下さんのお話だけを聞きに来ました!」と伝えると、何と、それだけで、中に入れるというのですぐに入りました。

立ち見の最前例を確保!
会場に入ると、既にたくさんの人が着席していて、立ち見でも、出来るだけ前に最前列に陣取る。立ち見だって入れただけ儲けものです!

さて、いよいよ、橋下さんが登場して始まりました!

ほんの数分で、オーディエンスを惹きつけ放さないその才能はやはり、本物で見るとすさまじい。

話の内容は、会場リクエストにより選ばれたもの。先日の大阪知事、市長選挙での流れで、聴いていたものが中心でした。どんな話を聞きたいか数パターン用意して客の要望を話すというのが凄いところ。(辻本クソババア許さない、の話は大受け。笑)

そして、橋下さんが、大阪でやった多くの改革の一部、天下りの排除や税金の無駄遣いを、大阪の教育状況(全国どベタ=ビリ)にあてる大改革など。
僕はすべての氏の大阪での演説をこちらから”ニコ生”で視聴していたので、 何度も聞いている、が、やはり何度聞いても、実際にやった人は素晴らしい。そして、無条件で感動する。

氏は、政治なんてやることは超簡単だと言っていた。(そんなことは無いと思うが。)

「要は、間違ったお金の使い方を修正するだけ。」

と言い放ったのだ。
そのシンプルな事が、何万人も議員がいるこの日本で誰ひとり出来ないのだと・・・

実際に氏の行ったことはシンプル、例えば、公務員の給料削減、天下りの排除などをすることによって、市民全体に税金を正しく有意義に還元すること。

素人の僕でも、この改革がシンプルであるがゆえに、どんなに困難なことかを想造するのは容易です。

そして、氏は見事にやってのけたのだ!
要するに”税金のベクトル方向”を変えただけなのだ。
借金や新たな税金で上辺のまかないをしたわけではないのだ。

まず、橋下氏は、大阪都構想を前にして、抜本的な大革命を果たしたのです。
そして、松井さん、吉村さんに引き継がれていくのでしょう。

しかし、とても残念な事があるのです。

ここからが、僕の言いたいことなのです。

橋下さんのような有能な方が、ここまでやってくれた偉業を、ある意味、すごく残念に思ってしまうのです。残念というか、何か「悔しい思い」です。

僕の事なのですが、30年間、学習塾という学校現場から離れたところで、本当の教育の意味を追求していたのですが、非力ながら、僕の意見をこのブログで綴ります。

橋下さんは、演説で、大阪の教育に関して、

1・全教室、電子黒板完備
2・一人一台、ipadを持たせる
3・教室には、冷房設備を完備

この3つをいろいろな演説で、特に強調します。

ところが、このどれもが、実は、子供たちの学力と直接は関係しないということです。

 

この事に関しては、橋下さんに、直接伝えたい思いですが、そうもいかないので簡単に書きます。

僕自身、橋下さんと似ていて、昔から本質が見えない上辺のかっこつけに対して、強力に反逆児でした。塾業界では、煙たがられる存在、いや、相手にもされてないでしょう。笑
それでも、誰ともつるまずやってきました。

僕が思う「教育」とは要するに、”将来、自分ひとりで勉強が出来るようになるスキル(自学のスキル)”をつけさせること、なのです。

多くの塾での、上辺だけの「かっこつけ教育」に、本当に嫌気がさしています。
そんなその場しのぎの、バカ親が要求するような、テストの点数を一時的に上げるためにだけにするような指導をしていたら、子どもたちが、本当の意味で自分のために、そして他人への提供のために、自分自身を高める勉強など、到底、絶対に身につくはずがありません。

これって、橋下さんがよく言う、その場しのぎで、良いことばかりを有権者に言って、選挙の票を稼ぐだけの”自民党民主党共産党公明党”と同じことですね。笑

要するに、学習環境を良くすれば(居心地を良くすれば)学力がアップする、いう単純な発想では解決出来ないのです。この改革の3つは、30年前でしたら、そう大きく間違ってはないと思いますが何でもある今では到底通じません。

●1に関して
電子黒板を使うことにより、先生側からすれば大革命でしょうが、便利になるかと思いきや、何ら変わらないということ。生徒からすれば、ボーッとしてると、消されちゃうくらいの授業中の緊張感は絶対に必要だということです。子どもたちにとって便利=行動しないということに直結してしまいます。
学校に来た時には、「木の黒板でチョークを使って書く」くらいでいいと思うのです。

●2に関して
たとえば、学校でipadを持たせれば成績が上がるどころが、むしろ、逆に下がるかもしれません。(そういうある大学でのデータがありました。)子どもたちにとってタブレット(スマホ)などというのもは、どこにもあるもので、特別に珍しいものでもない時代です。
とにかく、放っておいても、情報過多な子どもたちの「思考」をいかに整理させることを教えるのが、今からの教育だと思うのです。これは無駄でしょう。

●3に関して
これに関しては、涼しくなって夏休みが短くなったのでたくさん勉強出来るということを強調していた、橋下さんのYoutube動画で、路上で小4年生が質問していました。

 「でも、教室が涼しくなっても、勉強しない人はまったくしないんです!」

これには本当に苦笑いでしたが、まったくもってこの意見は的を得ています!
要するに、環境ではないという事。猛暑でも勉強する子はする、涼しくてもしない奴はしない。これは予想通りですね。笑

要するに教師とは、そのように勉強しない子たちを、マジックのように学習に向かわせることが出来るか?ということです。(教師再教育)

全体的に言うと、大阪の子どもたちが「全国最下位=ドベた」(←この言い方好き)を、解消するために、主張する3つは、ほとんど機能してないわけです。

本当にこんなに素晴らしい大改革の、行き着く末が、これでは残念過ぎます。

しかし、橋下氏は、政治家として誰も出来ない税金のベクトル方向を大きく変えた人。

その先、どうしたら生徒の成績をあげたり、子供を元気にしたりするかの専門家ではないので、いた仕方無いのです。また、政治家が教育現場に与えるカタチとしては、こうなってしまうのだろうな、とは思います。

上の橋下さんの学校改革を僕流にすると、、、

1.全教室、チョーク黒板
2.  工夫された紙ノート
3.冷房完備はOK

こうなります。ところで、改革して、もし、こんな結果だったら誰も認めてくれないでしょう。第一カッコ付きませんので、、難しいですねえ。笑

なので、政治家としての改革の格好はつかなかったでしょう。
この辺が本当に難しいです。

多くの人が、電子黒板やipad持たせたら頭が良くなるというイメージを持っています。
しかし、実はそれが大間違いなのは、本当に教育の本質を見ていなければ、到底わかりません。

恐らく教育員会や教師なども、そういうもので本当に成績が上がる、と思い込んでいるかもしれません。大間違いです。

でも、目的が、本当に「子供の成績をあげる」というのであれば、これらが本質的に
(3は多めに見てOK)意味がない事だと知らなければならないのです。

ですので、大阪市の良くなった環境でこのまま教育を続けても、(今平均くらいに上がってきているとのことですが)、それほど良くはならないでしょう。

子供の成績をあげるというのは、「教師が勉強を教える」ということではない、ということを、しっかり押さえて置かないといけません。
今の時代は、教科を教える先生などは全国に上手い人が数名いれば、それを映像として受けれる時代。

では、これから日本の教育システムに、何が必要なのか?
それは!

教育委員会を含めた学校崩壊
教師自身の再教育システム

要するに、今の日本の教育システムではどう考えても修復不可能、無理だということ。
改善も出来ない。今、学校は崩壊に向かっているようですが一度、完全崩壊させるしか無いということです。「創造の前に破壊あり」です。

頭の硬いお偉方、机上の空論の人たちでは、到底この時代の変化、子どもたちの意識の変化に追従していけないということ。そして、教育の本質が、勉強を教える事自体に無いということを、指導者側の全大人が知っておかなければならないということ。

この意識改革を本気でしっかりやって置かないと、今後全国に広がるであろう、せっかくの橋下さんの大改革が、それこそ税金の無駄使いになってしまうでしょう。

そんなことがあったら本末転倒です。
僕は泣きます。。。


本物と撮りたかったあ。笑

質疑応答の時間があれば、この事を伝えたかったのですが、楽しいお話を30分も余計にしてくれたので、その時間にお話しようとしていたことをブログにしました。

橋下さん、昨日は楽しい時間を、ありがとうございます。
そして、当日でも入れてくれた関係者の皆様ありがとうございました。

2016年5月2日月曜日

部活と奴隷

中高生のみなさんは、かなりの数の人が部活に所属していることでしょう。
好きなスポーツを思う存分やることは、悪くはありませんが、そうでない人まで、やり過ぎ部活の犠牲になってやっている姿をよくかけます。

みなさんは部活はキツいですか?

もし、キツいのであれば、どうしてキツいのでしょうか。
今回は、ちょっとその辺を考えていきましょう。

まず、この調査を見て下さい。(yahooニュースより1 2)
部活というのは、実は、自主的なのです。
しかし、実際は、部活に入らないと、先生から強制されたりしている学校が多いのです。


さて、この事実ですが、完全に規則に違反しています。
どういう事かというと、やはり、教育委員会の存在が浮き上がってくる訳です。
ある、先生筋によると、「生徒の不良化防止のための側面があるそうで、時間、体力を持て余した生徒が学校外で悪さをする。」そしてその原因として、「学校の管理」を問われる
のだそうです。

その影には、どうやら、家庭教育を丸投げしている親が、子供が何か問題を起こすと、すぐに学校に文句をつけてくる、とう事を予防(避ける)ために、教育委員会から学校への(暗黙の)司令が下っているのだそうです。そして、先生方は子どもを強制的に部活に加入させ、子どもたちの時間を操作する、そして挙句の果てに、勉強時間まで奪うのです。

もちろん、勉強したくない子は、部活をやっていたほうがいいくらいなのですが、そうでない子も事実多くいます。

さらに、別のパターンでは、ある野球部の先生は試験中も休みなく練習漬け、土日も1日練習で、休むと怒られる『家に帰りたくない症候群』の先生のようでした。勝手な先生の都合で子どもたちが、付き合わされている本当にバカな状態。(これ結構多いです。)

まったくもって、お話にならない論理展開です。どこから見ても、本当にまっとうな大人がする行動なのでしょうか!?

繁華街を徘徊させないために部活動で時間拘束。
そんなことが無意味であることはここで言うまでも無く、 では、どうしたらこのような教育とは言えないようなことが起こるのでしょうか?

それは、簡単です。
「奴隷」だからです。

そう先生たち、子どもたちが、この日本の教育システムの奴隷です。

その証拠を見てみましょう。

一目見て分かる通り、先生も土日や休日に部活などやりたくないわけです。
しかし、現実は、 土日や休日を返上してまで、部活三昧です。

先生は、「子どもたちがやりたいというから」
子供たちは「先生が部活に来いというから」

何ということでしょう!

要するに、誰も(生徒も先生も)土日や休日に、部活なんてやりたくないのです。

先生だってたまの休日ゆっくり休みたいです。
家族だってあることでしょう。
子どもたちも、勉強もしなくてはいけないのに、休みは1日中、部活の試合や練習なんてザラです。勉強なんてやる時間は、ほとんどありません。


高校生になると、この傾向はさらにキツく酷くなります。
そして、いざ、3年になって部活を引退した時、受験に備えて「さて勉強!」という時に、何をどうやっていいかわからない訳です。

それもそのはず、部活だけ、多くの時間を”やらされて”過ごしてきたわけですから。
文武両道とは程遠く、頭をしっかり動かすことをしなかったために、いくら部活をやって身体は逞しくなったところで、最後になって自分に返ってくるわけです。

海外の多く(欧米)では、部活が存在しません。
すべて、クラブチームで、スポーツが好きな人はそこで思い切りやります。
先生は、学習を教える事に専念出来るのです。

この日本のどこを直したら、そのようになれるでしょうか?
現状では、先生方は教育委員会の指示を全うするために、子どもたちを統制して動かしているだけなのです。

このような、歪んだ教育システムを直すことは出来るか?

「無理」でしょう。
一度おもいっきり崩壊させなければ無理でしょう。

では、それまでどうしたらいいのか?
それは、子どもたち自身が強くなればいいのです。

学校、先生という絶対政権に、「僕は、この休日、勉強が遅れてしまっているので、部活を1日にして、1日は勉強に充てます。」と言える子供を育てる事です。

育てるのは僕たちです。
世の中の不条理に自分の意見をしっかりと持って言えるような子達が、これからは大切な存在となります。

今回は、このような、裏トークを朝の生放送しました。